「10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと」より

17

9.2018

こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ

子育てマネージャーヒノヨコです〜!


本棚の整理をしていたら

「10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと」という本が出てきました。

鍋田恭孝著 講談社

10歳までの親が知っておきたいこと



帯には

⭐️なぜ「10歳までが大切」

⭐️なぜ「よい子」が要注意?

⭐️なぜ「悩めるよい子」が育ってしまう?

⭐️10歳までの習い事で子どもを伸ばすには?

と書かれていました。



著者は、大学病院を中心に長年、

思春期専門外来を担当された精神科医です。

「子どもたちが思春期に悩み始める前に、

親から子どもとのつきあい方、育て方について相談を受けていたら

多くの子どもの思春期の悩みを予防できただろう。」(はじめにより)

と書いています。


まさにこのホームページやブログに書いていることと共鳴します。


10歳までの子どもとの接し方がとても大切です。

なぜならば、子どもは周りの大人を見て、大人のすることを聞いて

感じて、その言葉・態度・価値観全てを自分の中に取り込んでいくからです。


思春期に問題が溢れるのはなぜか?

なぜ、10歳までが大切なのか?


私のところにも、思春期の子どもを持ったお母様からの

お悩み相談がたくさんあります。



子どもを育てる上で、最も大切なことは

子どもは、親から独立した、さまざまな可能性を持った存在である」(本文より)


ということを、親自身がわかっているかどうか?

なのですね。


そして、いかに親の存在が子どもに大きな影響を与えてしまっているか

ということを親が知っているかどうかです。



⭐️子どものペースを大切にする

⭐️「主体性を育てる」という気持ちを持ち、任せて待つ

⭐️しつけのポイントを見極める

  子どもを抱っこするときのように

  キツ過ぎずユル過ぎず(本文より)


 10歳までがなぜ大切なのか?

このホームページや私のブログにもたくさん書いてありますが


その大切な時期に

やはり親も一緒に成長していかなければならないのかなと

思います。


共に学び、共に育とうとする姿勢


長い長いこの地球の時間軸の中で

親は、ほんの少しだけ子どもより早く生まれました。


子どもはこの世に生まれたその瞬間から

一人の独立した存在として生かされなければならないのです。


人間は最初の数年間、

独り立ちするまでにとても時間がかかる特別な生き物です。


一人で歩けない、食べれない、話せないという時期が

一年以上も続くのです。


他の動物に比べ独り立ちするのに時間がかかる、

手間暇掛けて育てないと

後でややこしい事になる、そんな生き物なのです。


だからこそ、少しだけ早く生まれた親も自分の経験や体験の他にも

多くを学び、共に成長していく必要があるのではと思うのです。


10歳までの子を持つ親が知っておきたいこと

これを知っておくと、きっと思春期以降も素敵な親子関係が

続いていくのではないかな。


そういえば

「高齢化社会、自分の親とどうつきあうのか」についての

テレビ番組がありました。


どうしたら、よい親子関係が続けられるのか?

これもまた同じ解決方法で驚きでした。


具体的には、また明日のブログで!

子育てから親育て、親と子が逆転してしまうときが来るのですね。