コンセプト

1. 子育ての11年は旅行のように?

子育てはまるで旅のよう。
楽しくて、冒険みたい。試練があり、それを乗り越えた後には
たくさんの思い出が心にどっさり残ります。

そんな「子育ての旅」は何もしなくてもどんどん進んでいくもの。
だから、何もしないなんてもったいない!
子どもと一緒に「子育ての旅」を楽しみましょう!

2. 旅のターニングポイントはとお

「子育ての旅」の終点は子ども「自立」です。
親も子もお互いに自立が出来てこそ、それぞれの人生を楽しめるようになります。

親の元から自立できる子供に育てるためには、
「つ」がつく「九つ」までがとても大切。
「とお」で本格的な自立に向かいます。
-1歳から「とお」までの期間に、子どもの「土台づくり」をしてあげましょう。

「とお」になったら、子どもの新しいスタート地点です。
子どもは自分で進みたい道を決め、旅立っていきます。
それまでにどれだけしっかりと準備ができているかが、
その後の成長を大きく左右します。

さあ、とおまでに何を教えますか?
何を伝えますか?

子育て11年はこんな旅

新幹線 ゲート

親の気持ちを感じとる胎児

おなかにいる赤ちゃんはお腹にいる時からすでにママの気持ちや周りの状況を敏感に感じ取る力を持っています!

まずはおなかに手を当てて、「無事に生まれてくるのを待っているよ」と誕生を心待ちにしていることを赤ちゃんに伝えてあげましょう。

親と子の出逢いの日

「オギャー」と産声をあげて、待ちに待った我が子が誕生!今までおなかの中でずっと一緒にいましたが、ここで「母と子の分離」が起こり、親子の関係ができます。でも、大丈夫。ずっと一緒にいたからこそ「ママ」としての自覚が、ほら、出来てるはずです!

愛情を伝える

受け入れ、愛しているということを伝えましょう。成長のためにはカラダの栄養だけではなく心の栄養もたっぷり与えてください。0〜2歳の子どもは言葉を感情でとらえる子犬のよう。この時期は「どうしたい?」といつも聞くのではなく、何をするのかリードしてあげることが大切です。

また、イヤイヤ期と呼ばれる「第一次反抗期」がはじまるのがこの頃。「反抗期」は子どもが初めて「自立」しようと自己主張しているんです。この好奇心たっぷりの「第1次自立期」は、いろいろな事を自分でさせてあげましょう。

「言葉」で伝える

子どもが言うことを聞かないため「ダメ」といいがち。「ダメ」ではなく「…しようね!」と、して欲しい行動を言葉にしてみましょう。「どうして言っているか」を言葉で教えて子供に伝えましょう。とおまでに伝えたい事を全て伝えてあげてください。

やりたいことのサポートにまわる

「あれがしたい、これがしたい」と子ども自身でやりたい事が増えてくるのがとお(=10歳)以降。この頃になると自分のことがわかるようになり急にまわりが見えてきます。親から自立したい気持ちが芽生え、子どもから大人に変化していきます。今まで子どもに教えてきたことをひっくりがえす思春期の反抗期もはじまります。この時期が「第2次自立期」。子どもが自立して、1人でチャレンジしようとしているんです。だからこそ、やりたいことをサポートしてあげる立場にまわってあげてください。ママは子どもの一番の理解者です。

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