「過保護は子を⚪️す!」

15

2.2024

こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ

ヒノヨコです〜!


江戸時代に書かれた日本で300年読み継がれる

「健康」の大名著

貝原益軒の「養生訓」口語版を読みました。


その中の「小児の養生」

〜過保護は子を殺す〜

という箇所が非常に衝撃的でありました。


”子には、三分の飢えと寒さを残しておくこと”


とあります。


当たり前のことではありますが、

現代は過保護に育てがち😅


1713年に出版された「養生訓」は、

江戸時代中期、

産業や文化が発展し、暮らしが豊かになった時代。

食べる目的が「生きること」から「楽しむこと」に変化し、

栄養不足ではなく栄養過多を原因とする病気に注目が集まった。


それは、生活習慣病やメタボリック症候群が蔓延する現代と重なる。

(超約養生訓概要より)


大人も子どもも

食べ過ぎず、温め過ぎず

三分の飢えと寒さを残し、体を動かすことが大切!

とあります。


特に子どもは、体温が高いため、厚着をさせないようにともありました。


「過保護は、子を殺す」

というのは、食や衣類に関してだけではなく、

全てに通じるのではないかと・・・。


そして、まさに現代の子育てにも

強い戒めとなる言葉だと思います。


子どもに愛情を注ぐことは

とても大切なこと。


しかし過保護に育ててはいけない。


三分の飢えと寒さが必要」というところが大きなポイントですね。


この1冊の中に

食事、睡眠、運動、マインドに至るまでの心得が書かれており、


「この世に生まれたからには、良心に従って生き、幸福になり、長生きして、
喜びと楽しみの多い一生を送りたい」

そのために最も大切なことは、健康でいること


とは、と誰もが願うこと!


健康でいるために日々どのように生活すれば良いか

それが300年以上も読み継がれ、

受け継がれていることに驚きと幸福感を感じずにはいられません。


実際は、当時の環境とは大きく異なって

乗り物も様々な道具も

現代では便利な世の中になり

日々のスピード感も雲泥の差かもしれません。


食料事情も

働く環境も全く異なるかもしれないにも関わらず、


日常に取り入れると良い

習慣や考えが多く書かれています。


特に

現代人の心の健康はどうなのだろうか?と。


「この世に生まれたからには、良心に従って生き、幸福になり、長生きして、
喜びと楽しみの多い一生を送りたい」


そのために、

日々の暮らしの中で習慣にすると良いこと

子育てをする上で大切なことを

もう一度見直していこうと思った一冊でした。

養生訓


多くの人が

貝原益軒の「養生訓」を現代用に読みやすく書き直してくれているので

自分にぴったりなのを探してみるのも良いかなと思います。

養生訓

図解養生訓