子育て相談「うちの子勉強しないんです〜どうしたらいいですか?」

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1.2019


こんにちは〜( ´ ▽ ` )ノ

子育てマネージャーヒノヨコです〜!


今日、小学校6年生のお子様についてのご相談がありました。



相談内容:

「うちの子、勉強しないんですが、どうしたらいいんでしょうか?」



私は、そのお子さんのことをもっと詳しく知りたかったので、

「勉強を全くしないのですか?」

「好きなことは何ですか?」

「どんなことに興味を持って、何ををしている時集中しますか?」

などの質問をしました。


その子は

<好きなことに対しては、何時間も集中して取り組むことができる>

ということがわかりました。



相談されたお母様が言われる勉強とは

学校の勉強のことだと思われます。


学校での勉強や学歴をつけることは

将来、社会に出た時の一つの武器になります。


だからきっと親たちは、我が子に勉強してもらいたいと願うのです。




先日も、冬休みの英語集中勉強会をしていた時に

中学生の子を持つお母様は


「うちの子たちに騙されないでください。

理解力があってもそのあと定着するまでやりなおさないので、

思うように点数が取れないのです。

先生、勉強したかどうかちゃんとチェックしてください!」


ノート鉛筆


もちろんチェックしますし、親の言い分はよくわかります。

私も親の一人だからよく理解できます。




子ども自身が学校の勉強にたいして、どれだけ大切に思うかです。


学校の勉強は悪!という親だって実はいるのです。

「学校の勉強なんてしたって何にもならん!」という親御さんが時々います。


そうすると、子どもも

「学校の勉強なんてしたって何にもならない!」と思いますから

そこに時間を費やすことはしません。



なぜ学校の勉強をしたほうが良いのか?

小学6年生や中学生になれば

自分で考えることができるようになります。



自分の人生を本気で考えさせること!

なぜ、学校の勉強をしたほうが良いのか子ども自身に考えさせることです。

親も考えるべきです。


勉強だけではありません。

しつけの一つ一つもです。

なぜ歯を磨いたほうがいいのか?

整理整頓をしたほうが良いのか?

その理由を考えたことはありますか?答えられますか?


しつけや習慣

価値観は人それぞれ

ルールは過去の人々が考え出したものです。


自分にとって本当に大切なルールなのか?


子どもたちは、柔軟性があるので

自分に当てはまらないルールは排除しようとします。


⭐️勉強は学校での勉強だけではありません。

⭐️また学校は勉強だけをするところではありません。



大人になって社会に出た時、

いろいろな武器が必要です。


⭐️健康で丈夫な体

⭐️人と関わり合うためのコミュニケーション能力

⭐️自分が何を考えているのか、どんなことができるのかを伝える表現力・発信力

⭐️どんなことに興味があり、どれだけ習得しているか

⭐️その他、

学校では教えてくれない

社会で必要なことや大切なこともたくさんあります。



学校の勉強・学校で学んだことは、社会に出た時の武器の一つとなります。


子どもの頃、どんなことが好きで

どれだけ夢中になったか?

友達といっぱい遊んで、楽しい時間を一緒に過ごしたり

面白いことを一緒にしたり、泣いたり笑ったり怒ったり・・・!


それが、とても大切なことだと考えます。




親たちは、つい学校の勉強ができるかできないかを物差しにして

我が子を見てしまいがちですが・・・。


また社会も会社の大人たちも学歴を物差しにしてしまいがちですが

それは、一つの基準です。


確かに学歴という物差しで計れば

一目瞭然、解りやすいので実際使われることも多いのは事実です。


でも社会に出た時大切なことは

それだけではありません。


またこれからは

AIが人間の能力に取って代わり

その部分は人は必要がなくなってしまうかもしれません。




それよりも

その人にしかないオリジナルな能力や知識

アイデアや取り組み方

コミュニケーション能力や友達との繋がり

人に対しての優しい気持ちや親切な心

人間らしい生き方



そちらのほうが重要になってくると感じています。




今回相談があった

小学6年生の男の子について、いろいろ聞いてみると


⭐️興味のあることには、何時間も取り組む力があること

⭐️逆に時間で切られることを嫌うこと

⭐️友だちと遊ぶことは大好きなこと

⭐️自分の気持ちが表現できる・発信する人になりたいなど

素晴らしい考え・能力の持ち主であることがわかりました。


しつけや学校の勉強は、親や誰かが決めたことで

実は決まりがあってないようなものです。


親の価値観は、一つの価値観であって

それが絶対ではない!ということに

10歳を過ぎた子どもたちは気づくのです。


だから親の言うことには耳を傾けようとはしなくなる

自分のやりたいことをしたいのです。


自分の人生を生きているのです。




しかし、一方で

子どもたちは

親の願いを叶えようと一生懸命に生きているのも事実です。


親の理想が高すぎて、なかなか届かない

やってもやっても文句を言われる

だからガッカリしてしまうのです。


そのことを親は知るべきです!


我が子が、親の願いを叶えようと一生懸命生きていることに!



子どもが自分の人生を真剣に考えられるよう

親はしっかりサポートしてあげる必要があるのです。


親の考えを押し付けるのではなく

良い環境を与え、親自身も良い環境となり


世の中には様々な価値観があり、皆一生懸命に生きている


自分自身は、将来どうやって生きていくのか

そのために今日一日どう過ごすのか?

24時間をどう使うのか?


自分の人生の舵取りは自分ですることを

できるだけ早いうちに知らせなくてはいけません。



九つ・・・「つ」がつく間は、まだ夢の中です。

「とお」を過ぎたら目が覚めます。


真剣に自分の人生を考えることができるようになります。


それでも、まだまだ大人になるまでには時間がある!


だからこそ、その時期を大切に、

子どもの考えを否定するのでなく


子どもの考えに寄り添ってあげることも必要かもしれません。


様々な人との出逢いが、その子の人生を変えるかもしれない。

いろいろな場所に行くことで心に火がつくかもしれない。


同じことを言っていたとしても


親の言うことは聞かなくても

他の人の言葉には

すんなり耳を傾けてくれるかもしれない。


ティーネイジャー・思春期の子どもたちは

扱いが難しいけれど


子どもたちも

子どもと大人の狭間で苦しんでいます。

悩んでいます、迷っています。


だからこそ、子どもの心を理解できる大人たちが必要なのです。




学校の勉強は、もちろん大切です。


でももっと大切なことは


我が子が、今どんなことに興味を持っているのか

何に取り組んでいるのか?


将来自立(自律)するために今何が必要か

どんな環境を与えてあげることがベストなのか


真剣に考えることです。




一人一人必ず良いところを持っています。

完璧な人は一人もいません。


だからこそ

一人一人が必要なのです!

その子の存在そのものが大切なことなのです❤️


生まれてくれてありがとう!


今ここにいてくれて

本当にありがとう❤️



もう一度

誕生の瞬間を思い出して・・・。



子どもが5分でも勉強したら

まず褒めること


その時間を毎日伸ばしていくこと


勉強善を伝え続けること


興味のあることから取り組み始めること


勉強することを習慣にすること



長時間机に向かうことができたら

必ず大げさにほめること


当たり前と思わないこと


他人の子どもと思って接すること

(自分の子どもと思うとつい期待が高くなってしまいます)


家庭を厳しい環境にすること

(自分でやる、自分からやる、毎日やる、習慣にする、人のことを思いやる)


社会に出た時に唯一無二を育てる



など親が工夫できることがたくさんあります。


我が家でなくてはできない教育を!


たくさんの手と目で育てましょう〜!


そして

たくさんの素晴らしい出会いを!


全ての子どもが学びたい欲求を持っています。