子育て「子どもの自立、妨げてはいませんか?」

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12.2015

こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ

子育てマネージャーヒノヨコです〜!


二人のお父さんがいます。

AさんとBさん


二人とも三人のお子さんがいます。

二人とも一生懸命なお父さんたちです。

お子さんたちはもう成人しています。


二人とも口癖は同じ

「人生なるようにしかならない」


しかし

お子さんたちは

全く別の生き方になってしまいました。


Aさんは、明るく朗らかでいつも笑っています。

人の良いところを見つけるのが得意で

いつも自分の子どもや人を褒めています。

子どもたちには

自分で考えて行動させなくてはという考えです。



Bさんは、いつも怖い顔をしてあまり笑いません。

神経質で子どもが少しでもミスをすると叱り

全く褒めずに育てました。

完璧でないのに褒めてはいけないと考えています。

「亀の甲より年の功」

だから子は親に従うべきで

親である以上、

できるだけ子の面倒はみなくてはならないという考えです。



それでお子さんたちはどうなったか




Aさんのお子さんは

三人とも明るく、人に親切で

社会で役に立つ人たちになりました。

それぞれが活き活きと自分たちの道を歩んでいます。



Bさんのお子さんたちは

社会になじめず

それぞれ自分だけのルールを作り

引きこもって社会から離れて暮らしています。



Bさんは

一生懸命に育てているつもりだったのに

どうして子どもたちは

他の人と関わることができなくなってしまったのでしょうか?


ポイントは3つあります。


1. 褒めること認めること

 笑顔がなく褒められて育ってないので

 褒められたい認められたいと心が飢え

 自己正当化するために自分だけのルールを作り上げてしまった。


2.子どもが何をしたいかを尊重する

 親に従うべきという考えで、子どもの意見を取り入れなかったことで

 子どもはやる気を無くし、

 自分の人生を活き活きと生きることができなくなってしまった。


3.子どもに自分で人生を切り開くチャンスを与える

 親は一生子どもの面倒を見るべきだという考えから

 いつまでたっても手を離さず、

 世の中に出ていけない状態を作ってしまった。


これは3つとも重なってしまった極端な例かもしれませんが

この3つのポイントは気をつけるべきことです。


親が良かれと思ってしていることでも

実は子どもの自立を妨げていることがあるのです。



Bさんも途中で気づくことがあればよかったのでしょうが

残念なことにBさんのお子さんたちは

苦しい人生を歩むことになってしまいました。


もっと早くに出会っていれば・・・。



もちろん色々なケースがあり母親との連携がもう少しうまくいっていれば

Bさんのお子さんたちもまた別の生き方ができていたと考えます。


親がどこかで学ぼうとし、気づこうとすれば・・・。

祈っています。諦めてはいません。




子どもの自立

妨げてはいませんか?

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